ことこと列車のメインお楽しみ。
お料理です。
まずは、前菜。
ことことボックス。
包んであるハンカチは持って帰っていいそうで、自分のおみやげにしました。
中を開けると、おいしそう!
どれも美味しかったんですが、
個人的には、季節ものの菜の花、ホタルイカのマリネが大好きでした。
続いては、こちら。
地元産新玉ねぎのブランマンジェ。
わかりますか?
コンソメスープジュレの中にカニとウニが入ってるんです。
下に土台のように敷かれているのは玉ねぎのムースで、
上のジュレとウニと本当によく合う。
お口の中で、リアルにハーモニーが奏でられました。
お次に運ばれてきましたのは、
石炭リゾット鮑(あわび)のソテー添え 椎茸と焦がしバターのエスプーマ。
写真ではわかりにくいのですが、中に石炭をイメージした黒々としたリゾットが入っていて、
アワビも香ばしく焼かれていて、美味しかったです。
ことこと列車が走る筑豊地方といえば、石炭で栄えた地域。
時代の変化もあり、閉山して、だいぶ様相は変わりましたが、
石炭博物館やお土産品に名残があります。
メイン料理、和牛頬肉のパピオット。
袋を開けると、
お肉は柔らかくて、ソースもとろけるようなお肉の味わいとぴったりマッチして絶品でした。
パンも。
グラタンも。
焦げ目も香ばしく、おいしかったです。
最後はデザート。
枡パルフェ。
沿線沿いに九州菊(くすぎく)さんという酒蔵があって、
そこの日本酒が入っているそうです。
甘くて美味しい。
抹茶がいい感じです。
九州菊さんの近くを通るとき、従業員の方が手を振ってくださっていました。
そして、コーヒーによく合う。
お腹はすっかり満たされました。
器は近隣の上野(あがの)焼が使われていて、陶器の温かみも感じました。
これで、ゴールの行橋駅に着くのですが、
でも、まだ書ききれていないことがあります。
グルメ列車の楽しみは、お食事だけじゃないんです。
それは、行橋駅からの帰りに偶然乗った、あの電車のレポートとともに、
次回、記します。
最終回③につづく。
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