松江城を後にし、お腹が空いたので、
近くにある塩見茶屋さんで出雲蕎麦をいただきました。
主にはお土産物屋さんのようでしたが、
お蕎麦、ちゅるちゅるっと美味しかったです。
そして、小泉八雲記念館に行きました。
ギリシャ、アイルランド、イギリス、アメリカ、日本と
世界を転々とした彼の波乱万丈な人生を記念館で見ましたが、
見終わる頃には、一つの物語を読んだような読後感がありました。
夏目漱石と雰囲気が似ていると思っていましたが、やっぱり繋がりがあったんですね。
小泉八雲記念館のすぐ近くに武家屋敷があり、
松江城と小泉八雲記念館と武家屋敷のセット入場券を買っていたので、
こちらにも行ってきました。
中に入ると、
リアルな人形にびっくり。
また、畳の上を歩くのは心地よかったです。
昔の生活様式など見ると、
勉強になりますし、今の生活のありがたさも感じます。
お庭もきれいで素敵でしたし、
お祭りのお神輿の実物なども飾ってあって、見応えがありました。
ホテルへの帰り道、島根県庁、竹島資料館があり、行ってきました。
竹島は島根県でしたね。
竹島は韓国との領土問題がある島です。
韓国では独島(どくと)と呼ばれていて、
留学していたとき、韓国側の主張を叫ぶ歌を聞いたことがあります。
それぞれの見解と現状、また、なぜ日本領土だと主張できるのか、
その根拠となる国際条約など日本に住みながら知らなかったことを学びました。
そして、松江ニューアーバンホテルに戻り、
宍道湖を眺めながら、お風呂に入り、
美味しい夕食をいただきました。
暗くなった時間帯でしたが、素敵な空間でした。
ビュッフェ形式でしたので、こちらは夫が取ったお料理です。
こちらはメインディッシュ。
フランス料理仕立てでどれも美味しかったです。
そして、本当は翌日、足立美術館に立ち寄って帰る計画だったのですが、
実はこの日、記録的な大雪が降ると言われた日で、
お昼ごろから電車が運休するというニュースが入り、
帰宅後の仕事の予定などもあったため、
やむを得ず始発の特急やくもで帰ることにしました。
外は真っ暗です。
泣く泣く、足立美術館のある安来(やすぎ)駅を通り過ぎ、
岡山駅に戻ってきました。
岡山駅からは順調に新幹線で博多に戻りました。
すべて計画通りには行きませんでしたが、
出雲に松江城に、充分に楽しめた旅となりました。
足立美術館には、また改めて行きたいと思います。
楽しみを残して帰るのもいいかもしれません。
ありがとうございました！
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