もうだいぶ前になってしまいましたが、
夏の初め頃、北九州市にある世界遺産、
明治日本の産業革命遺産を見に行きました。
日本の世界遺産の数も増えてきて、意外と身近にありますね。
北九州にあるのは、現在の日本製鉄、官営八幡製鐵所の旧本事務所。
福岡に住んでいるのもあって、世界遺産に登録された時から知っていましたが、
観光として有名にならないのはなんでだろうと気になっていたんですよね。
ということで、
現地に行ってみよう!
と思いたち行ってきました。
博多から鹿児島本線で北九州方面へ。
道中はちゃんと車窓も楽しみましたよ。
結構大きな川です。
スペースワールド駅で降ります。
余談ですが、ご存知の方も多いと思いますが、スペースワールドは今はありません。
この場所にあって、数年前に閉園した、宇宙をテーマにした遊園地でした。
私も小学生のときから何回か行ったことがあります。
スペースワールド駅からは既に、高炉跡が見えます。
ちなみに、1901は、火入れが行われ、操業を始めた年(1901年)だそうです。
駅を出て、地図を見ながら進んで行くと、
表示が出てきました。
地下道を通って行くんですね。
ほとんど人がいない地下道に入っていくのはちょっと怖かったんですが、
入ったら明るくて、
すぐに抜けて、
出た先に入り口がありました!
無料で入れます。
中に入って行くと、
まず、説明書きのパネルが並べてあって、
ありがたいことに、ボランティアの方が、しっかり説明してくださいました。
ボランティアの方にお話を聞けるか聞けないかは、
この世界遺産を楽しむ上で、大きな違いになると思いました。
なぜこの建物が世界遺産になったのか、
どういう歴史があったのか、
江戸時代が終わって、明治の世に、
何もなかったところに製鉄所を建てるのですから、
どんな技術が必要で、苦労があったのか。
想像しただけでもすごいことだと思いますが、
パネルを読むだけでなく、地元の方に補足情報込みで説明していただくことで、
より深く、楽しく知ることができました。
ありがとうございました。
では、世界遺産の旧本事務所に行きましょう!
と言っても、中には入れません。
近くにも行けません。
なんと、遠目に見るのみです。
中には入れない代わりに、
こちらのモニターで入ったところの映像が見れました。
安全上の問題などいろいろあるそうで、
仕方がないことと承知しておりますが、
せめて近くまで行って見たかったというのが本音です。
とはいえ、ゆっくり見れて、
すごく勉強になって、楽しかったです。
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