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五島の旅⑥飛行機が欠航、船で帰る

五島、福江の旅を楽しんで、帰途につきます。

飛行機に乗るべく、五島福江空港に向かいました。

空は旅行中を通じて、曇天で、

晴れないな、とは思っていました。

 

チェックインを済ませ、お昼を食べていると何やら不穏な空気が。

 

私が乗る予定の福岡空港から来る飛行機の前に、

長崎空港から来る飛行機が、着陸を試みていましたが、

福江空港上空の天候の影響で着陸できず上空で待機しているというアナウンスが流れてきました。

たしかに、ゴーッという音が聞こえ、遠ざかる悲しい音を何度か聞きました。

地元の方はよくあることなのか、

「あー、着陸できなかったな」と平然とおっしゃっていたのが印象的でした。

そのアナウンスが4回くらい流れ、

とうとう着陸を断念し、長崎空港に戻ってしまいました。

 

まさか。

これは福岡空港からの便もそうなる!?

 

福岡空港を出発して、福江空港上空までは来たようですが、

案の定、着陸を試みるも、できないと判断し、

戻って行ってしまいました。

あ〜、残念!

 

今日あるもう一便に振り替えるか、

別のルートで帰るか。

もう一便に振り替えても、また欠航になる可能性もあり、

ここは一つ、船で帰ってみることにしました。

 

船で帰るルートは、ジェットフォイル(高速船)で長崎港まで移動。

長崎港から車で10分くらいの場所に長崎駅があるので、

そこから西九州新幹線と特急を乗り継いで博多駅まで戻ることにしました。

 

福江空港から福江港までは車で10分くらい。

タクシーで移動しました。

 

タクシーの運転手さん情報では、

地元の方は、船移動は日常のようで、

ジェットフォイルはほんとど遅れることはなく、ほぼ時間通り着くよと教えてくださいました。

 

図らずも、福江港に到着。

福江港は福江島で、メインの港です。

福江港、ちょっと気にはなっていて、

予定通りだったら来ることはなかったので、

これはこれで楽しいものです。

 

福江港の中はこんな感じで、

いろんな船や海上輸送の様子を見ることができて、興味深かったです。

 

長崎県出身ですが、離島に住んだことはないため、

船での移動が日常にある風景を見れるのは貴重でした。

乗っている方々が、大きな荷物を持った旅行客だけでなく、

ちょっと買い物に行ってきたという風情の方も多く見受けられました。

 

そして、タクシーの運転手さんのお言葉通り、

船は、ほぼ時間通りに長崎港に到着し、

予定していた新幹線と特急電車に乗ることができました。

最後までいろいろありましたが、

楽しく過ごすことができました。

 

ありがとうございました。

 

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