30代の私にとって、年金・社会保険料は払うもので、もらうものという認識はあまりありません。
社会保険料、これが結構高いんですよね。
控除とかはなく、お給料の額面に掛け算したものを引かれるので、インパクト大。
でも、今払っている年金が将来の自分の年金になるのだから、考えておきたいもの。
私はCFPという資格を持っているのですが、年金は専門ではなくイマイチで。
仕事上詳しくなる必要がでてきたため、勉強し直しました。
今回勉強してわかったことを5つにまとめたいと思います。
1、若いうちは払うことを意識し過ぎて、もらうことを考えていなさすぎる。
私も考えていなかったですね。
払ってももらえないでしょ、みたいなことを言う人も多いです。
しかし、払わないともらえないことも間違いない。
2、学生の皆さんはとりあえず学生納付特例を申請すべき。
払わないという事実は一緒ですが、受けられる権利がだいぶ違います。
3、第3号被保険者(いわゆる専業主婦)は支払いを猶予されているのにもらえるので、老齢基礎年金だけ考えればおトクだが、年金の2階部分がないので、トータルでおトクかどうかは疑問。
人にもよりますが、2階部分が厚いケースが多い上、払うのは労使折半なので、会社が半分払ってくれています。
4、第1号被保険者(自営業者など)も年金の2階部分がないので、自助努力が必要になる。
経営者と一口に言っても、法人成りしているかで、第1号と第2号に分かれるので要注意。
5、公的年金は1階部分の老齢基礎年金と2階部分の老齢厚生年金のことで、
勤務先によって3階以上の部分(DCなど)があったり、個人でやるiDeCo(イデコ)で増やせる。
年金制度は超複雑。
細かいことは書くとキリがないし、基本的にケースバイケースです。
こうすればおトク、これが一番!というものはありません。
年金2,000万円問題が話題になりましたが、あれはあくまで平均的な年金をもらっていることが前提で、なおも足りない金額のことです。
年金がなければ、もっと足りないということですね。
まずは年金定期便を見てみることから始めてみるといいのでは。
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