ちょっと気になる部位、それは左手の薬指。
その昔、いつかはここに指輪を、と憧れていたような気がします。
この人は結婚しているのかなと思ったとき、まず見てしまっていました。
結婚の象徴みたいなものなのかな。
実際、結婚指輪をすることができるようになった今、年齢も重ね、わかったことがあります。
それは、結婚していても指輪をしていない人は男女問わず結構いること。
仕事上つけられない人もいますし、サイズが合わなくなってつけられない人もいます。
失くした人もいます。
ごく少数ではありますが、結婚指輪をつくっていない人もいます。
夫婦仲の問題の人もいるかもしれません。
単純に異物感が気になったり、指輪を傷つけたくなくて、という人もいるでしょう。
また、一方で結婚とは関係なくオシャレやその人独自の理由があってつける人もいます。
摂理の夫婦はつけている人が多いようですが、つけていない人も確実にいます。
ところで、私はつける日とつけない日があります。
気分次第でフィフティーフィフティー。
せっかくいただいたものだから大切につけようという思い。
異物感は正直否めず、つけない楽さを楽しむという思い。
ずっとつけてたら気にならないという人も多いと思いますが、私は気になるのでつけて行っても帰宅と同時に外してしまいます。
90歳すぎで亡くなった祖母はずっと指輪をしていて、とうとう取れず、亡くなって火葬するときまで取れなかったそうです。
つけていてもいなくても、指輪には夫婦の想い出やいきさつがあるのでしょうね。