携帯の地震警報が鳴って
私はダイニングテーブルの下にもぐりました。
ダイニングテーブルはかれこれ30年以上使っているので、
古いけど大丈夫かな?と心配になりました。
一人でいたので誰にも相談できず、
瞬間的に、主がここにいらっしゃったらどうされるか考えた記憶があります。
そして一瞬よぎった光景、
幼稚園児の私に食事を注いでくれる母の姿でした。
私が記憶していた、私とダイニングテーブルの経緯の一場面でした。
古さが気になる反面
私はダイニングテーブルに向かう私の心と体を止められませんでした。
揺れがおさまるのを待ち、幸い大きな被害はありませんでした。
その後、携帯の警報が鳴るたびに何度もテーブルに潜りました。
このままではラチが明かないと思って最終的には毛布を持ち込んでテーブルの下で寝ました。
目を閉じてもいつ警報が鳴るのかと思って眠れぬ夜過ごしました。
天には世界中から激励と愛の祈りが届いていると思います。
その愛に力をいただき
その祈りに力をいただき
笑顔をもって九州頑張っていきましょう。