最近、認知症の人(判断や記憶に問題がある人)が増えてきていると感じる。
高齢者はもちろん、そこまで高齢でない方でもいる。
話した内容を言ったそばから忘れる。
トンチンカンな質問で、答えても、すぐ同じことを聞かれる。
でも、人間だから無視できないし、ぞんざいに扱うわけにもいかない。
人間の心が大事だと思うけれど、心がよくわからないところに行ってしまったようで、一生懸命対応しても徒労に終わることも多い。
仕事をする中で、そういう方たちと出会うことも多く、その問題の難しさをつくづく感じている。
高齢化が進み高齢者の割合がどんどん増える日本において、そういう人たちも増えると思われるが、本当に恐ろしいと感じてしまう。
患ってしまった人をどう保護し、生活できるようにするか、その人が持つ資産をどう保護するか、活用できるか。
社会の変化はいいことばかりではない。
現実をよく知り、患わないでいいように努力するのはもちろんのこと、何かあった時は手を差し伸べられるように準備したい。
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