日々感じること

飛び級の裏で留年していた話

前回記述しました韓国語クラスの飛び級の裏で、実は私は留年していました。

 

 

大学生活の楽しさを実感した3年生になった頃、こんなことを考えていました。

 

大学を卒業したら、もうこんな時間は二度とないんだろうな。

大学院に行く経済的余裕もないし、そこまでしたい学問もない。

やっぱり学部を出たら、働かないといけないし、自分の気持ちとしても働きたい。

 

でも、もうちょっと大学生活ができたらいいのにな。

あと1年あったら、あれしてこれして、神様、どうでしょう?

って。

 

 

そんなとき、天の声ともおぼしき知人の言葉。

 

留学して、留年するという手があるよ。

この留学、奨学金が出るらしいよ。

ピカーン☆

 

ナント!

私のための制度ではないか!

 

 

留学は、夢の1つだったことを思い出し、バイトで貯めた貯金残高を考えると、

親に頼らなくても、できないこともなさそう。

 

留学と、学生生活を1年延ばすという2つの願いが同時に叶う。

すごい!

奇跡!

 

周りの人が全面的に協力してくれるという、これまた奇跡が起こり、交換留学生になる。

両親も快諾(これも驚き)。

学費も延長する1年分のうち、半年分は出してくれるという。

 

 

こうして、私は大学4年を留年するという、かつての自分が思ってもみなかった行動に出ました。

 

 

留年したことで、当然ですが、同級生のほとんどは私より1年早く卒業し、

1学年下の子と同級生になりました。

 

同じゼミに在籍していましたが、3年生の時の同級生と4年生の時の同級生が違います。

ちょっと得した気分でした。

 

 

留年してマイナスだったと思ったことは本当に正直に一つもありません。

留年したからこそわかったこと、できたこと、楽しかったことが多くて、感謝でなりませんでした。

 

 

飛び級も留年も、神様が願われることならば、それが一番なんだろうなと思いました。

 

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