台風や大雪など、気象条件で交通機関が止まって立ち往生したご経験、おありの方も多いでしょう。
旅行先で遭うと悲惨な気持ちになるものです。
私は大学の卒業旅行でニューヨークを訪れました。
メトロポリタン美術館、セントラルパーク、自由の女神像、国連など順調に観光し、現地の摂理メンバーとも交流し、食事も楽しみました。
旅を終え帰ろうというその日、ニューヨークでは珍しい3月の大雪。
J.F.ケネディ空港までは来たのですが、滑走路の視界が悪く飛行機が飛べないというのです。
異国の地で英語もろくに話せません。
どうしたらいいか聞くこともままならないのです。
しかし、どうにかするしかありません。
航空会社の人も日本語があまりできず、スムーズに会話ができません。
英語をもっと勉強していたらよかったと後悔したものです。
そしたら、奇跡的に日本語と英語が堪能な方が近くにいて、親切に通訳をしてくださいました。
今の状況を把握し、どの便で帰ったらいいかなど手配してくださったんです。
本当に助かりました。
感謝なことです。
一晩、空港で明かし(寒いし、慣れない場所だし、きつかったな〜)、
翌朝、予定していた成田への直行便ではなく、アラスカと台北を経由して福岡に帰国することができました。
飛行機で立ち寄っただけですが、アラスカと台北も行けてラッキーと能天気に思っていました。
本当に必要な助けをくださった神様です。
旅先では、災害や気象状況、その他諸事情で何かしらトラブルが発生するもの。
それも含めて旅行の楽しみだと思っています。