1月20日に就任を控えた米国のトランプ次期大統領。
発言が世界中で注目されていますね。
彼の発言や主要閣僚の人事案など出る度に、株価や為替も影響を受けて上がったり下がったりしています。
トランプ氏の発言が大きな影響を与えるのは、アメリカが大国だからでしょう。
GDP(国内総生産)は中国が追いかけているものの、断トツ世界一です。
強気で輸入品に関税をかけてやる、と言えるのも、アメリカの購買力や消費力が極めて高いからこそ。
企業にとって、売り上げが上がるかどうかは存続に関わるほど重要です。
日本の企業も、国内外関わらず売れるところで売ります。
トランプ氏が名指しで批判したトヨタ自動車も、この批判を受けて、メキシコでの工場建設を取りやめると発表しました。
トヨタ自動車の売り上げの大半が北米でもたらされていることを鑑みると、アメリカは敵にまわせる存在でないことは言うまでもありません。
トランプ氏が一貫して主張しているのは、労働者階級に仕事を増やすこと。
米国は移民が多く、それによって人口が増え、発展してきた側面もありますが、
一方で、移民に仕事を奪われたという不満も蔓延していました。
発言に品位を欠くとみる向きもありますが、彼の政策でアメリカ国内の経済はおそらくよくなるでしょう。
期待から株価も概ね上がってきています。
自由経済で異なるものを受け入れるところから価値を生み出してきたアメリカ。
保護主義では、長期的には厳しい面も出てきそうな気がします。
さて、どうなるのでしょうか。
アメリカの健全な発展は世界にもよい影響をもたらすと思います。
良きにつけ悪しきにつけ、日本への影響も必至です。
世界が平和の中で健全に発展し、神様の御心の中で成されることを願います。