今年、オバマ大統領が訪問した広島。
終戦の日を前に先日、広島を訪問しました。
長崎で生まれ育った私。
同じ原爆が投下されたところという共通点があり、気にはなっていたものの、降り立ったのは初めて。
(新幹線や飛行機で通過したことは数知れず)
呉まで足を伸ばし、大和ミュージアム、海上自衛隊呉史料館に行きました。
戦争の歴史や現在に至る国防の働きを知りました。
やっぱり知らないことが多いものです。
何がよくて何がいけなかったのか、事実を知るところから始まります。
歴史マニアの夫に解説を受けながら、新しい発見がたくさんありました。
世界遺産の原爆ドーム、平和記念公園を訪れました。
オバマ大統領が演説をしたあの場所です。
国内外の多くの人々が祈りを捧げる姿が印象的でした。
71年前にここに原爆が投下されたのかと思うほど平和な光景に、私たちはこの平和を守っていかないといけないなと思いました。
悪い人、危ない考えを持った人がいなければ、国防は不要ですが、残念ながらそうではないのが現実です。
ミサイルが日本海に飛んで来たり、国境についての争いがあったり、国内であっても他人に危害を加える人がいたり。
私たちが戦うべき悪がある以上、守るものがあるということですね。
戦後71年で技術の進歩が著しく、戦争についても平和についても概念が変わっているように感じます。
でも、変わらないのは、戦争は絶対にしてはいけないということ、平和がなにものにも勝るということ。
それは、他との違いを認め、愛することから始まりそうです。
