友人からこんな話を聞きました。
「最近の大学生はお祈りの仕方をネットで調べるんだって」
えっっ、ネットで調べる???
ネットに載っているかどうかは別として、私はそんなことを思いつくことすらありませんでした。
メンバーの先輩に聞いてみよう、っていうのが大学生だったころの私の現実。
ですから、衝撃的でしたね。
もちろん、今はブログなどに書いてくださっている方がいますので、参考にしていただくといいと思います。
とはいえ。
ネットって確かに便利で、私もよく使っていますが、だからといって何でもネットで調べようとは思わないんですよね。
タダで手に入る情報、ということは、そういうことなんです。
お金を扱う仕事をしていて痛感するのですが、タダで手に入るものはほとんどないということ。
対価を払ってこそ得られるのであり、労苦してこそ手に入るのです。
タダで手に入るということは、別のところから収入が得られる(広告とか)か、タダとしての価値のものか。
あるビジネスマンがこんなことを言っていました。
ウィキペディアで調べたことを、調べたものとして堂々と提出した若い社会人がいて、がっかりした。
それでは表面的なことしかわからないのに、わかった気になっているのが恐い、と。
軽く、さわりだけわかればいいという時はいいと思うんですが、大事なことはたぶん無料ゾーンには載っていないと思うんです。
パスワードなしには開けないと思うんです。
そして、自らの足で歩いて、行動してみないとわからないと思うんですよね。
こうやってブログに綴っている私がいうのもなんですが。
無料の情報は、見る側も無料だからと思って見ています。
そういうものでしょう。
参考にはなるでしょうが、あくまで参考です。
だから、いいじゃないですか。
大事なことは簡単じゃない。
本当の本当に大事なことはたぶんここには書けないし、書いてもすべて伝えられるとは思いません。
パスワードを開けないとわからないでしょう。
パスワードはアルファベットと数字の組み合わせだけでなく、信頼と自らの行いで開けるものじゃないかと感じます。
ネットもいいけど、リアルとアナログもバランスよく使うのが理想かなと書きながら思ったのでした。