学生の頃、韓国で少年院に行ったことがあります。
少年院とは、子どもの刑務所のようなところですよね。
留学をきっかけとして、韓国について勉強するようになり、
大学のゼミ旅行の一環で訪れました。
韓国の法と日本の法は用語が似ている部分が多いと感じていましたが、
私が教えてもらった教授によると、韓国の法は日本の法を基に作られたものが多いそうです。
韓国にも日本でいう少年法に当たる法があり、その法律をもとに少年院があります。
訪れた少年院では、閉ざされた塀の中で、たくさんの子供たちが生活していました。
何が理由でここに来たのか、それぞれ違うでしょうし、詳細はわかりませんが、
それなりの理由があるからここにいるということは頭ではわかります。
一見すると純粋な子供にしか見えないから、複雑な心境になります。
日本から来ましたと代表で挨拶をさせていただきましたが、しっかりとこちらを見て聞いてくれました。
身近な法律家に、そのとき感じたことを話すと、こう言いました。
家庭環境が悪いんだろうな。
全員じゃないけど、犯罪に触れてしまう人は家庭環境に問題がある人が多いそうです。
一度きりの大切な人生だから、人生をやり直してほしい。
神様に、神様の御言葉に触れてほしいな。
罪を償ったら更生して、神様の愛に触れられるように、と密かにお祈りしました。
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