私は仕事で人様の戸籍をほぼ毎日のように見ています。
皆様は自分の戸籍を見たことありますか?
普通に生活していたら戸籍を見る機会ってあまりないですよね。
戸籍をたくさん見て、思うところがあったりします。
多くの戸籍はお父さんが筆頭者になっていて、配偶者としてお母さんがいて、子どもが生まれた順に載っています。
それぞれ生年月日、父と母の名前、出生地、結婚していたら配偶者の氏名・婚姻日、亡くなっていたら死亡日、除籍となった理由などが書かれています。
だから、戸籍を見るとその人やその家族がどういう人生を送ってきたのか、垣間見えることがあります。
人生を見るために戸籍を確認させていただいているわけではないので、詳しいことはお聞きしませんが、仕事上必要なことを確認する中でやっぱり多少見えてしまいます。
(究極の個人情報なので無論他言することはありませんよ)
特に高齢の方の戸籍をみると、父母の名前がなかったり、養父母が途中で変わっていたり。
離婚していたら親権者がどちらで、とか、氏名が変更されていたり。
ちなみに、昔の戸籍を見ると昔の地名なども見れて興味深いです。
例えば、「広島県」は「廣島縣」と書いてあったり、「東京市」っていうのがあったり(今は東京都の後、〜区と記載されますよね)。
戸籍を見過ぎてしまった私がマジマジと自分の戸籍を見る機会が巡ってきたとき、ちょっとドキドキしました。
私の戸籍は大丈夫かな。
大丈夫でした。
父と母の名前とともに、兄弟の名前やそれぞれの配偶者の名前が書いてあって、当たり前なんでしょうけど、安心しました。
今は婚姻により両親の戸籍から抜けていますが、家族が幸せでいてほしいと改めて思うのでした。